フォークリフトにブランクがあっても応募できる?2〜3日で感覚は戻った|受け入れていた元倉庫主任が答えます
いまから応募して、ちゃんと乗れるのかな…。
こんなお悩みに答えていきます。
本記事の内容
- ブランクがあっても、応募していい
- 私が受け入れた人は、2〜3日で感覚が戻っていた
- 最初に、点検のしかたと操作を一緒に確かめた
- 前に乗っていた種類と、応募先の種類を見比べる
- 「ブランク歓迎」の求人で、応募の前に聞いておきたいこと
本記事の信頼性
この記事を書いている私は、物流業で10年働き、32歳で建設業へ移りました。
倉庫では主任として、フォークリフトの運転を見る立場にいました。ブランクのある人を、2〜3名受け入れたこともあります。
先に結論を書きます。
ブランクがあっても、応募してみてください。私が受け入れた人は、乗り始めて2〜3日で、感覚が戻っていました。
ただ、最初は乗る前に、点検のしかたと操作を一緒に確かめてもらっていました。
それでは、見ていきましょう。
ブランクがあっても応募していい。私が受け入れた人は、2〜3日で感覚が戻った
主任のころ、フォークリフトにブランクのある人を、2〜3名受け入れました。社員やパートの募集に応募してきた人たちです。
どのくらいの間、乗っていなかったかは、人によって違いました。
それでも、少し乗ったら、すぐに感覚が戻っていました。乗り始めて2〜3日のうちです。
面接では、ブランクを特に気にしていなかった
面接や受け入れのとき、ブランクがあることは、特に気にしていませんでした。
前に乗っていたことは、応募書類でも伝えられます。経験者の志望動機の書き方は、こちらにまとめています。
最初にやってもらったのは、乗る前の確認
ブランクのある人には、最初に、点検のしかたと操作を一緒に確かめてもらっていました。
点検のしかた:仕事を始める前の点検と、点検表の書き方
フォークリフトは、その日の仕事を始める前に点検することが、法律で決まっています(労働安全衛生規則)。点検するのは、下記の4つです。
- ブレーキと、ハンドルなどの操作のしくみ
- 荷物を持ち上げるしくみと、油圧(油の力で動かすしくみ)
- タイヤに異常がないか
- ライト、方向指示器、警報(音で知らせるもの)
私の倉庫では、点検の結果を書く点検表が決まっていました。ブランクのある人とは、点検のしかたと、点検表の書き方を一緒に確かめました。
操作:レバーの位置と向き、倉庫の中の決まり
操作では、下記を一緒に確かめていました。
- レバーの位置と、動かす向き
- 倉庫の中の決まり(速さ・通る道・止める場所)
速さの決まりは、職場ごとに違います。会社は、作業する場所の地形や地面に合わせて、フォークリフトの制限速度を決めることになっています(最高速度が時速10km以下のものを除く・労働安全衛生規則)。前の職場と同じとは限りません。
そのあとの練習のしかたは、リーチとカウンターの記事に書いています。
前に乗っていた種類と、応募先の種類を見比べる
フォークリフトには、座って乗るカウンター式と、立って乗るリーチ式があります。資格はどちらも同じ技能講習です。
私が受け入れた人の中にも、前に乗っていた種類と、私の倉庫で乗る種類が違う人がいました。
応募する前に、求人に書いてある種類と、自分が前に乗っていた種類を見比べておいてください。違っていれば、面接で「前はカウンターに乗っていました」のように伝えておいてください。
「ブランク歓迎」の求人で、応募の前に聞いておきたいこと
求人に「ブランク歓迎」「研修あり」と書いてあっても、何日くらい慣らしてもらえるか、誰が教えるかまでは、書かれていないことがあります。
応募の前に、下記を聞いておくと安心です。
- 乗るのは、カウンターかリーチか
- 最初に、点検や操作を確かめる時間があるか
- 慣れるまで、誰かが横についてくれるか
入ってから最初は何の仕事から始めるのかも、聞いておきたいところです。聞き方は、こちらの記事に書いています。
派遣の仕事を集めたサイトでは、フォークリフトの仕事を、地域ごとに見られます。派遣で探すときは、乗る種類や研修のことを、応募の前に派遣会社に聞いてみてください。
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よくある質問
Q. カウンターにしか乗ったことがありません。リーチの求人に応募できますか?
A. 資格はどちらも同じ技能講習なので、資格の上では乗れます。リーチは操作のしかたが違うので、最初は確かめながら慣れていくことになります。違いと慣れ方は、上で紹介したリーチとカウンターの記事にまとめています。
Q. 講習の修了証をなくしてしまいました。
A. 講習を受けた機関に問い合わせます。その機関がもうないときや、どこで受けたか分からないときは、技能講習修了証明書発行事務局が問い合わせ先です。履歴書への書き方とあわせて、履歴書の資格欄の記事にまとめています。
まとめ:ブランクがあっても、応募していい
要点は、下記のとおりです。
- ブランクがあっても、応募していい。面接でも、ブランクは特に気にしていなかった
- 私が受け入れた2〜3名は、乗り始めて2〜3日で感覚が戻っていた
- 最初に、点検のしかた(仕事を始める前の点検・点検表)と、操作(レバー・倉庫の中の決まり)を確かめた
- 前に乗っていた種類と、応募先の種類を見比べておく
- 「ブランク歓迎」の求人では、乗る種類・確かめる時間・横につく人を聞いておく
久しぶりに乗る人に、伝えたいことがあります。
会社に直接雇われて働きたい人は、転職サイトで探す方法もあります。リクナビNEXTは、住んでいる地域と「フォークリフト」などの言葉で求人を探せます。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
同じ現場で働いてきた人間として、役に立ちそうなことをこれからも書いていきます。
この記事の出典
- e-Gov法令検索「労働安全衛生規則」(第151条の5・第151条の25/2026年10月16日確認)
- 奈良労働局「労働安全衛生法関係免許を申請される皆様へ」(技能講習修了証の書替・再交付/2026年10月16日確認)

