コンビニ配送はきつい?やめとけと言われる理由と、求人票に書かれない「お店の駐車場」の大変さ
でも「やめとけ」って言われるのはなぜだろう…。自分にできる仕事なのかな。
こんなお悩みに答えていきます。
本記事の内容
- コンビニ配送は、こんな仕事
- 「やめとけ」と言われる3つの理由
- 2tでコンビニに届けていた私が、いちばん大変だったのは「お店の駐車場」
- 応募の前に確かめたい3つ
- よくある質問
本記事の信頼性
この記事を書いている私は、物流業で10年働き、32歳で建設業へ移りました。
運送会社では大型トラックに乗っていましたが、2tトラックに乗る日もありました。その日の配送先に、コンビニがありました。
先に結論を書きます。
コンビニ配送がきついかどうかを大きく分けるのは、「深夜に働けるか」と「荷物をお店の中まで何度も運べるか」の2つです。job tagでも、コンビニ配送には夜間の配送があり、着く時間が決まっていて、商品のケースを運ぶ体力がいるとされています。この2つが合わない人には、たしかにきつい仕事です。
そのうえで、求人票からは見えない大変さもあります。私が2tで深夜にコンビニへ届けていたとき、いちばん大変だったのはお店の駐車場でした。せまいお店では止める位置をお店ごとに決め、入口の屋根が低いお店では、バックで下がりすぎてぶつかりそうになったこともあります。
まわるお店が多いほど、こうした駐車場に止める回数も増えます。だから応募の前に、車の大きさ・配送の時間帯・1日にまわるお店の数の3つを確かめてください。
それでは、見ていきましょう。
コンビニ配送は、こんな仕事
コンビニ配送は、厚生労働省のjob tagでは「ルート配送ドライバー」の仕事の1つとして紹介されています。ルート配送は、決まった日時とルートで、決まったお店や事業所に荷物を届ける仕事です。
job tagに載っているコンビニ配送の例は、下記のとおりです。
- 届けるお店と、配送の時間が決まっている
- 夜間の配送がある
- お店ごとの商品をコンテナ(荷物を入れる箱)で運び、空になったコンテナは翌日受け取る
- 中心になる車は2tトラック
お店に着いたら、荷物を降ろして台車などで店内に運び、お店の担当者から受け取りのサインをもらいます。空き箱やコンテナがあれば回収して、トラックに積みます。
ルート配送の1日の流れや年収は、こちらの記事にまとめています。
「やめとけ」と言われる3つの理由
job tagの説明から、コンビニ配送がきついと言われやすいところを3つにまとめると、下記のとおりです。
1. 夜間の配送がある
コンビニ配送の例として、夜間の配送があると書かれています。
夜の仕事がつらくなったときに確かめたいことは、物流の夜勤の記事に書いています。
2. お店に着く時間が決まっている
配送先への到着時間が決まっていることが多く、時間に正確であることが大事、とされています。
3. 荷物をお店の中まで運ぶ
商品の入ったケースを運ぶこともあり、一定の体力が必要、とされています。トラックを止めて終わりではなく、お店の中まで運ぶところまでが仕事です。
2tでコンビニに届けていた私が、いちばん大変だったのは「お店の駐車場」
ここからは、私の体験です。
私がコンビニに届けていたのは、運送会社で2tトラックに乗る日でした。運んでいたのは、飲み物、雑誌や日用品、お店で使う備品や資材です。お店に着くのは、深夜が多かったです。
いちばん大変だったのは、お店の駐車場がせまいことでした。
止める位置を、お店ごとに決めていた
駐車場がせまいお店では、トラックを止める位置を、お店ごとに決めていました。
止める位置を決めておくと、着いてからどこに止めるかで迷わずにすみます。
お店ごとの違いを覚えるのも、この仕事のうちです。job tagでも、新人は研修のときに、お店の地図や商品を置く位置、周りの道路の様子が書かれた社内のマニュアルを見ながら覚える、とされています。
入口の屋根が低いお店では、下がりすぎに注意
お店によっては、入口の上に屋根(ひさし)が張り出しています。
バックで止めるとき、下がりすぎて、この屋根にぶつかりそうになったことがあります。ぶつけてはいませんが、ヒヤッとしました。
荷物は台車で、お店の中まで
トラックを止めたら、荷物は台車やカゴ台車(車輪の付いたかご)に載せて、お店の中まで運びました。
トラックへの積み込みを誰がするかは、会社や荷物で違います。求人での確かめ方は、トラックの積み込みの記事にまとめています。
応募の前に確かめたい3つ
ここからは、私からの提案です。
コンビニ配送の求人に応募する前に、下記の3つを確かめておくと安心です。
- 車の大きさ(何トンの車か)
- 配送の時間帯(夜間があるか)
- 1日にまわるお店の数
1. 車の大きさ
求人に書いてある車の大きさと、自分の免許で運転できるかを確かめてください。免許については、下の「よくある質問」に書いています。
初めて2tに乗る人は、2tトラックの運転の記事も参考にしてください。
2. 配送の時間帯
夜間の配送があるかどうかは、生活のリズムに直結します。求人票の勤務時間の欄で、何時から何時までの仕事かを確かめてください。
3. 1日にまわるお店の数
まわるお店の数が多いほど、止めて、降ろして、運ぶ回数も増えます。求人票に書いていなければ、面接で聞いておくと、1日の仕事の量が見えてきます。
求人票の勤務時間や給与の欄の読み方は、こちらの記事にまとめています。
ドライバーの仕事を集めた求人サイトでは、配送の仕事を地域ごとに見られます。気になる求人があれば、上の3つを書き出しておいてください。
\条件を見比べて選ぶなら?/
※登録は無料です。勤務時間や車の大きさは、求人ごとに違います。
よくある質問
Q. 普通免許でもコンビニ配送はできますか?
A. 乗る車によります。
job tagでは、コンビニ配送で中心になる2tトラックには、準中型免許(車両総重量7.5トン未満などの条件を満たす車まで運転できる免許)が必須とされています。
ただし、普通免許でどこまで運転できるかは、免許を取った時期で変わります。
2017年3月11日までに取った普通免許なら、車の重さによっては2tトラックも運転できます。
免許の区分と2tトラックの重さの関係は、中型8t限定の記事に詳しく書いています。
Q. 冷蔵や冷凍の荷物もありますか?
A. 冷蔵や冷凍のものを運ぶ配送では、積むときに温度も確かめる、とされています。どんな荷物を運ぶかは会社や便によって違うので、求人票や面接で確かめてください。
まとめ:コンビニ配送は、時間と駐車場を先に考えておく
要点は、下記のとおりです。
- コンビニ配送は、決まったお店に、決まった時間に届ける仕事。夜間の配送がある
- 「やめとけ」と言われやすいのは、夜間・到着時間の決まり・お店の中まで運ぶ体の負担
- 私がいちばん大変だったのは、お店の駐車場がせまいこと。止める位置をお店ごとに決めていた
- 入口の屋根が低いお店では、バックで下がりすぎないように注意
- 応募の前に、車の大きさ・配送の時間帯・1日にまわるお店の数を確かめる
これからコンビニ配送の求人を見る人に、伝えたいことがあります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
同じ現場で働いてきた人間として、役に立ちそうなことをこれからも書いていきます。
この記事の出典
- 厚生労働省 職業情報提供サイト(job tag)「ルート配送ドライバー」(どんな仕事?・就業するには?・労働条件の特徴/2026年10月20日確認)
- 石川県警察本部「準中型免許と運転可能な車種について」(2026年10月20日確認)


