運送会社の面接で聞かれることは?事故・違反、夜勤、体力の質問と服装を、ドライバーの面接を2回受けた私が答えます
昔の違反のことも聞かれるのかな…。
こんなお悩みに答えていきます。
本記事の内容
- 運送会社の面接で、私が聞かれた4つ
- 事故・違反は、入社のあとに書類で確かめられた
- 夜勤・早朝・体力・入社日は、答える前に決めておく
- 面接の服装は、私は2回ともスーツだった
- 免許証・試乗・答えなくていい質問など、よくある疑問
本記事の信頼性
この記事を書いている私は、物流業で10年働き、32歳で建設業へ移りました。
運送の仕事には、2回入っています。1回目は家具の配送の会社、2回目は大型の運送会社です。どちらも面接を受けて入りました。
先に結論を書きます。
運送会社の面接で私が聞かれたのは、事故や違反、夜勤や早朝、体力、いつから働けるか、の4つでした。
2社とも同じことを聞かれています。
どれも前もって答えを決めておけます。
とくに事故や違反は、入社のあとに「運転記録証明書」という書類を出すように言われたので、ごまかさずに答えるのがいちばんです。
それでは、見ていきましょう。
運送会社の面接で、私が聞かれた4つ
家具の配送の会社と、大型の運送会社。2回の面接で、どちらも次の4つを聞かれました。
| 聞かれたこと | 前もって決めておくこと |
|---|---|
| 事故や違反のこと | これまでの事故・違反の記録 |
| 夜勤や早朝はできるか | 働ける時間帯 |
| 体力・肉体面で不安なことはあるか | 体のことで、気になっていること |
| いつから働けるか | 入社できる日 |
会社がこの4つを聞く理由
4つとも、ドライバーの仕事の中身とつながっています。
- 事故や違反:運送会社は、ドライバーごとに台帳を作り、免許の種類や、事故を起こした場合はその中身を書いておく決まりがあります(貨物自動車運送事業輸送安全規則)
- 夜勤や早朝:荷物を届ける時間に合わせて、夜中や朝早くに走る仕事がある
- 体力:運転のほかに、荷物の積み下ろしをする仕事がある
- いつから働けるか:研修や乗る車の予定を組むために、入社の日を知りたい
聞かれる理由が分かれば、何を答えればいいかも見えてきます。
事故・違反は、正直に答える
事故や違反のことを聞かれたとき、私は無事故・無違反だったので、そのまま答えました。
そして、2社とも入社のあとで「運転記録証明書」を出すように言われました。
運転記録証明書で、違反・事故・処分の記録が分かる
運転記録証明書は、自動車安全運転センターが出している書類です。過去5年・3年・1年のどれかを選んで、その間の交通違反、交通事故、運転免許の行政処分(免許停止など)の記録を証明します。
| 項目 | 中身 |
|---|---|
| 申し込むところ | 郵便局、都道府県にあるセンターの事務所の窓口、スマホの専用アプリ |
| 手数料 | 1通800円(ほかに払込みの料金がかかる) |
| 届くまで | 郵便局からなら、申し込んでから1〜2週間ほど |
郵便局で申し込むときの用紙は、警察署や交番に置いてあります。ほかの証明書との違いや、職務経歴書での使い方は、こちらにまとめています。
違反があるなら、ごまかさずに答える
面接で「ありません」と答えても、私のように入社のあとで証明書を出すように言われれば、記録は分かってしまいます。
違反があるなら、ごまかさずに答えて、そのあと気をつけていることを添えるほうが、話がずれません。自分の記録がはっきりしない人は、応募の前に証明書を取って、確かめておくと安心です。
夜勤・早朝・体力・入社日は、答える前に決めておく
夜勤や早朝ができるかと聞かれたとき、私は「できます」と答えました。
夜勤も早朝も、できるかどうかは、生活や家族の予定によって人それぞれです。面接の場で迷わないように、働ける時間帯を先に決めておくのがおすすめです。
いつから働けるかも同じです。いま働いている人は、今の会社に何日前までに辞めると伝える決まりかを先に確かめておくと、入社できる日を答えやすくなります。伝える時期の決め方は、退職は何か月前に伝えるかの記事にまとめています。
体力は「不安なことはありますか?」と聞かれた
体力については、「体力、肉体面で不安な事はありますか?」と聞かれました。
腰などに不安がある人は、正直に伝えたうえで、荷物を手で積み下ろしする仕事かどうかを聞き返してみてください。手積みかどうかの聞き方は、トラックの積み込みは誰がやるかの記事にまとめています。
面接の服装:私は2回ともスーツで行った
面接の服装は、家具の配送の会社も、大型の運送会社も、スーツで行きました。
ドライバーの面接は、作業着や私服で行っていいのか迷う人も多いと思います。応募先から服装の指定があれば、それに合わせてください。指定がなく迷うときは、応募先に聞いてもかまいません。
面接で、こちらから聞いておきたいこと
面接は、聞かれるだけの場ではありません。入ってから困らないように、こちらからも聞いておきたいことがあります。
| 聞いておきたいこと | 聞いておく理由 |
|---|---|
| 研修があるか・ひとりで乗るまでの期間 | 研修の長さや、研修中の給料は会社によって違う |
| 給料の中身(日給月給なら、休んだ日の引かれ方) | 休んだ日に、手当まで引かれるかは会社によって違う |
| 荷物を手で積み下ろしするか | 求人票だけでは、行き先ごとの積み下ろしまで分からない |
求人票で分からないことを、面接で確かめる流れは、こちらにまとめています。
面接を受ける会社を、ほかの会社とも比べておくと、聞きたいことが見つけやすくなります。
よくある質問
Q. 面接に、免許証は持っていきますか?
A. 私は、2回とも面接で免許証を見せることはありませんでした。ただ、運送会社は台帳に免許の番号や種類を書く決まりがあるので、入社するときには確かめられることになります。応募先の案内に「免許証を持ってくる」とあれば、それに従ってください。
Q. 面接で、トラックを運転して見せることはありますか?
A. 私は、2回ともありませんでした。応募先の案内に試乗や実技とあれば、乗る車の大きさを前もって聞いておくと安心です。
Q. 大型に乗ったことがなくても、面接で不利になりますか?
A. 大型に乗ったことがないまま大型の運送会社に入ったときの面接と、ひとりで乗るまでの流れは、こちらにまとめています。
Q. 答えなくていい質問はありますか?
A. 厚生労働省は、本籍や出生地、家族のこと、住んでいる家のこと、宗教、支持政党などを、面接でたずねると就職差別につながるおそれがある事項としています。こうしたことは、仕事の力とは関係ありません。
Q. 志望動機は、何を話せばいいですか?
A. 求人票の中から「この会社を選んだ理由」を拾う方法を、こちらにまとめています。
Q. 前の会社を辞めた理由を聞かれたら?
A. 本音が「給料」「休み」でも、前向きに言い換える方法があります。物流から転職するときの転職理由の伝え方の記事にまとめています。
まとめ:聞かれる4つは、答えを先に決めておける
要点は、下記のとおりです。
- 運送会社の面接で私が聞かれたのは、事故や違反、夜勤や早朝、体力、いつから働けるか、の4つ
- 事故・違反は、入社のあとに運転記録証明書で確かめられた。ごまかさずに答える
- 夜勤・早朝・体力・入社日は、答える前に決めておく
- 服装は、私は2回ともスーツ。指定があれば、それに合わせる
これから運送会社の面接を受ける人に、伝えたいことがあります。
面接では、こちらから聞きたいことも出てきます。何社か求人を並べておくと、比べながら聞けます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
同じ現場で働いてきた人間として、役に立ちそうなことをこれからも書いていきます。
この記事の出典
- 自動車安全運転センター「運転経歴に係る証明書」(運転記録証明書の内容/2026年10月10日確認)
- 自動車安全運転センター「申請方法」(申込み方法・手数料・届くまでの日数/2026年10月10日確認)
- 自動車安全運転センター「交付手数料の改定について」(2025年10月1日から1通800円/2026年10月10日確認)
- 貨物自動車運送事業輸送安全規則(e-Gov法令検索)(第9条の5 運転者等台帳/2026年10月10日確認)
- 厚生労働省 公正採用選考特設サイト「採用選考時に配慮すべき事項」(2026年10月10日確認)

